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【調査】やりがちな日焼け対策ケア…、実は間違っているかも!? 後悔する前に知っておきたい、スキンケアの専門家が指南!正しい日焼け対処法

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全国の20代~40代の女性1000名を対象に、どんな日焼け対策をしているかを調査。この結果をもとに、ハリウッド研究所長のスキンケアに詳しい熊谷秋子(くまがい・あきこ)から正しい日焼けケアについて解説します。

 

【監修者プロフィール】

ハリウッド株式会社 多摩研究所工場 研究所長兼工場長 熊谷秋子
東邦大学理学部化学科卒業。まだ存在しない物質を作り出したいという想いから、有機合成化学を専攻。大学卒業後、ハリウッド株式会社入社。安心・安全な商品をお客様にお届けすべく、品質管理・分析業務に長年従事。2019年 アヴァンセ株式会社取締役を経て、2020年 多摩研究所工場 研究所長兼工場長に就任。

  • 日焼け止めを日常的に取り入れている人は3割に満たない!

「顔に日焼け止めを毎朝つける」という人は1000人中289人と、日常的に日焼け止めを顔に使用している人が3割を切っているという結果に。(【調査①】)
日焼け止めをつける量や頻度については、「量をたっぷりつける」という人が最多で185人、対し、「薄くつける」という人も154人いました。「肌の負担になるので日焼け止めはなるべくつけない(頻度)」(79人)、「肌の負担になるので少量しかつけない」(56人)と、肌への負担を意識して日焼け止めを避ける人もいるようです。(【調査②】)

日焼け止めは、たっぷりの量をつけるのが正解です。日焼け止め効果のあるファンデーションなども登場していますが、より紫外線をカットするためには化粧下地としても使える日焼け止めを1年中、毎日顔に塗ることをおすすめします。日焼け止めで肌が荒れることを気にする方もいそうですが、現在はSPFやPAの値が高くても肌にやさしく、むしろスキンケア効果も期待できる製品が多数出ています。ぜひ、メイクの前に日焼け止めを塗る習慣を。

肌に優しいのにきちんとガードできる、メイク下地に使える日焼け止め

オーキッド サンプロテクト リキッド 50+ 日やけ止め乳液

汗や水に強く、さらっとした感触の日やけ止め乳液。ローズマリーエキスや加水分解コラーゲン(保湿成分)配合で、デリケートな肌にも。ケミカルな紫外線吸収剤不使用、高SPF/PA値、乾燥からも肌を守ってくれる肌への優しさを両立した日焼け止め乳液。ほんのりスキントーンがついて白浮きせず、メイク下地にも、ベースメイクにも使用可能。

40mL 価格 4,180円(税込) 無香料SPF50+ PA++++

オーキッドサンプロテクト リキッド 50+

 

「顔・首以外の箇所(腕など)に日焼け止めを毎朝つける」人は、1000人中137人と実に少数派。(【調査①】)

日焼け止めをしっかり塗るのは基本です。必ず顔、照り返し紫外線に備えて顎の下、首の前・後ろ、耳、デコルテ、二の腕の裏表、足など露出するところすべてに日焼け止めをたっぷりと塗り、数時間ごとに塗りなおすことを習慣にしましょう。
耳はあまり意識しない方もいるかもしれませんが、耳も皮膚がんを起こすことがあるそうなので、忘れずに塗りましょう。

  • “日焼け直後”と“日焼け後しばらくしてから”のケアは異なります!

日焼けした直後のケアについて聞くと、「日焼け止めはきちんと落とす」が285人で最多、「特に日焼けした後は保湿パックをする」(119人)、「特に日焼けした後はおしぼりなどで冷やす」(72人)と続きます。毛そり、ピーリング、スクラブといった皮膚への刺激となる行為を避けるという人はさらに少ないようです。(【調査③】)

日焼けシーズンのスペシャルケアとしては、「保湿を他の季節よりたっぷりする」(97人)に次いで「紫外線対策、シミ・そばかす対策などのサプリを飲む」(62人)が次点。「日焼けの影響を意識してピーリングをする」(19人)、「日焼けの影響を意識してスクラブをする」(11人)は少数派です。(【調査④】)

  • 日焼け直後に起こるダメージと経年により起こる2種類のダメージ

紫外線のダメージには2種類あり、ヒリヒリと痛みを伴う“急性の日焼け”と、以前浴びてしまった紫外線の影響が経年により後から出てくる“光老化”です。

・しみ・くすみ※を作る“急性の日焼け”
紫外線ダメージを受けると表皮細胞には様々な影響が。まず、炎症反応が出て、血管が拡張して赤くなります。時間がたつとメラノサイトが細胞の中の重要な核の部分を守るために沢山のメラニン色素を作り出し、これが皮膚を黒くします。
日焼けを繰り返すと皮膚の表皮細胞が弱り、ターンオーバーの速度が低下。皮膚を守るためのメラニン色素が代謝されなくなり皮膚に残ってしみ・くすみ※の原因となります。
また、紫外線は肌の免疫細胞にもダメージを与え、ニキビができやすくなるなど肌トラブルも起こしやすくなります。

・シワにつながる“光老化”
シワは真皮のクッションの役割を果たすコラーゲンがしぼんでしまうことで起こります。
表皮の下の真皮の部分で網目状の組織で弾力をつくっている膠原繊維(コラーゲン)と、それらを鎖のようにつなぐ弾性繊維(エラスチン)の両方が紫外線ダメージで破壊されてしまい(日光性の弾力繊維症)、シワの原因になります。

・長期的には…DNA、皮膚の厚みにも影響
強すぎる日焼けを頻繁にしてしまうと遺伝子が損傷し、皮膚がんのリスクも上昇させるといわれています。
肌がダメージを受けると、肌を守るための生体反応で若い人では皮膚がゴワつき厚くなり、逆にミドルエイジ以上の人では皮膚の修復の速度が追い付かずに薄くなってしまうため、皮膚の内出血を起こしやすくなるなどのリスクも。

  • 日焼け前・直後・1週間後のおすすめケアを覚えておきましょう

日焼けシーズンに保湿をたっぷりするのは最も重要な対策です。日焼け直後、日焼けしてしばらくたってからも、基本はたっぷりの保湿です。
食品でビタミンCなどの抗酸化効果の期待できる栄養素を摂取することも日焼け肌のケアにはポジティブな影響を与えるといわれています。

・日焼けしてしまった! 直後のケア
日焼けした直後の肌も保湿をたっぷりと。肌がダメージに弱くなっているので、何か特別なケアをして負担をかけず、とにかく刺激の少ないいつものスキンケアで保湿を徹底しましょう。ヒリヒリと痛いほどの日焼けは絶対に避けてほしいですが、そうなってしまった場合はまず清潔なおしぼりなどで冷やしてからきちんと保湿を。

 ・肌をリカバーする、1週間後のケア
見落としがちなのが、ピーリングやスクラブとどう向き合うかです。肌のゴワつきが気になってケミカルピーリングをしたくなってしまう人もいそうですが、ダメージを受けた肌に刺激の強いピーリングやスクラブはNGです。また、日焼け後はシェービングも刺激になるので、1週間以上経過してからのシェービングをおすすめします。

  • 日焼け1週間後からはじめたいスペシャルケア、「酵素パック」

日焼け後は紫外線ダメージでターンオーバーが遅くなってしまうので、ターンオーバーをサポートするために肌の古い角質を取り除いてくれる酵素(プロテアーゼ:タンパク質分解物質)が配合された酵素パックを使用することがおすすめです。
酵素パックであればピーリングやスクラブと違い、皮膚の表層の不要物のみを除去できるので、肌へのダメージを避けながらターンオーバーのサポートができます。

日焼け後肌のターンオーバーをサポートする新習慣!

酵素パック

タンパク分解酵素の働きで、洗顔では落としきれない古い角質や毛穴の汚れを落とし、透明感のあるなめらかな肌へ導く酵素化粧品。酵素パックに使われているのは、タンパク分解酵素で、糖質や脂質など他の成分は分解せず、余分な角質であるタンパク質のみを効率よく分解します。酵素は生物の体内で働くため、穏和な体内環境(中性のpHと体温程度の温度)でも、穏やかにタンパク質を分解することができます。発売以来800万個以上を販売しているベストセラー。

<右>オーキッド マスク
酵素配合のパウダー状パックです。カップになるフタと正確に計量できる専用スパチュラ付。
内容量:80g(約40回分) 2,750円(税込)

<左>オーキッド ピックアップクリーム
マスクと混ぜてお使いいただく、酵素の効果を引き出すクリームです。
内容量:180g(約12回分)  2,750円(税込)